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2020年10月 4日 (日)

回復の喜びを共有する

 新型コロナに感染しても、すでに多くの人は回復しているようです。世界全体の感染者数は、9月末の時点で3,300万人以上。死者数は全体の3%で、100万人を超えました。現在治療中の人は27.3%で、900万人余り。残りの69.7%、2,300万人余りの感染者は、もう回復しているとのこと。一方、日本の感染者は、8万3千人以上。死者数は全体の1.9%で、1,500人余り。治療中の人は7.7%で、6,400人余り。回復した人は全体の90.4%で、7万5千人以上だそうです。後遺症の状況は分かりませんが、9割が回復と聞くと、少しほっとしますね。

 重症化しやすいと言われる高齢者の中にも、回復した人はいます。米国ニュージャージー州に住む106歳の女性、ローズ・ブルンバーグさんは、その一人。彼女が4月下旬にコロナに感染すると、ご家族は最悪の事態を考えたそうです。ローズさんは介護施設内の隔離病棟に入り、そこで3週間過ごしました。すると少しずつ回復し、5月下旬に病棟から解放されました。ローズさんは、「ワンダー・ウーマン」と呼ばれたそうです。彼女は1914年生まれで、「スペイン風邪」や2度の世界大戦を乗り越えて来ました。そして今回、コロナ感染からも回復したのです。家族や介護スタッフは大喜びし、回復祝いのパーティーが開かれました。たとえコロナに感染しても、ローズさんのように回復し、元気になる人がどんどん増えてほしいですね。後遺症も一切ないように願っています。

 ソロモン王の死後、イスラエルの国は衰退の一途でした。国中に偶像礼拝が広まったのが原因です。まるで、疫病の大流行のようでした。国王から一般庶民に至るまで、人々はあらゆる神々を拝みました。彼らに約束の地を与えた唯一の神は、忘れ去られました。その結果、ユダヤ人たちは外国に強制隔離となりました。それは、疫病のような偶像礼拝が終息するためでした。

 バビロニアでの隔離期間は、70年。その隔離生活は、彼らが自分たちの生き方をリセットする機会となりました。彼らは、預言者たちのことばに耳を傾けました。神の約束や先祖たちの生き方を思い起こしました。そして隔離が終わったらどう生きるのか、思いを新たにしました。偶像礼拝から離れ、唯一の神だけを拝む生き方に立ち返ろうとしたのです。こうしてユダヤ人たちは、約束の地に帰りました。回復を大喜びし、仮庵の祭りをお祝いしました。その時の集会も、ヘブル語で「カハール」と呼ばれています。ギリシア語の「エクレシア」に相当する言葉です。

 イエス・キリストは、全世界の人に回復を与えに来られました。人類共通の祖先アダムとエバは、エデンの園で罪を犯しました。その罪は、「死に至る疫病」のようでした。その日以来、人類は「天の故郷」から隔離されました。この「疫病」は、人の知識や努力では決して治すことができません。隔離がいつまで続くのか、全く見通しが立ちませんでした。

 ところが天地創造の神には、「疫病」終息の驚くべきプランがあったのです。神ご自身が人となり、命を懸けてこの「疫病」を撲滅する計画でした。イエス・キリストを信じる人は、罪という「死に至る疫病」から救われます。隔離生活から解放され、神が用意した永遠の故郷に帰ることができます。帰郷する仲間の集まりで、回復の喜びを共有できるのです。

「捕囚から帰って来た全会衆は仮庵を作り、その仮庵に住んだ。ヌンの子ヨシュアの時代から今日まで、イスラエルの子らはこのようにしていなかったので、それは非常に大きな喜びであった。」(ネヘミヤ8:17)

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