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2020年11月 1日 (日)

王族の特権を共有する

 コロナの影響で延期された立皇嗣の礼は、来週行われるそうです。秋篠宮親王が次の天皇だと宣言する儀式です。楽しみにする人がいる一方、反対もあるようです。法的根拠があいまいなのに、国会審議なしで実施されるからだそうです。あくまでも男性を天皇とし続ける動きのようにも見えます。ただ国民の中には、女性天皇への期待感もあります。ある調査によると、85%の人が女性天皇支持とのこと。「日本国の象徴」としてふさわしい方なら性別は関係ないように、私も個人的には思います。天皇の地位は「国民の総意に基づく」はずなので、今後さらにしっかり議論を重ねてほしいですね。

 「象徴」という天皇の地位も、実は法的位置づけがあいまいなように感じます。英国の女王は、名目上、国の元首で主権者だそうです。軍の最高指揮官で、かつ英国国教会のトップでもあります。世界最高レベルの大富豪でもあり、自由にお金を使えるそうです。(宮殿には女王専用のATMもあるとのこと。)

 ところが日本の天皇は、名目上も国の元首でなく、主権もありません。自衛隊の最高指揮官や神社本庁のトップでもありません。国に全財産を管理され、国から生活費が支給される終身制の国家公務員のような立場です。経済的安定がある反面、権限や自由はほとんどなさそうです。日本の天皇は、英国女王より地位が低いと言う人もいるとのこと。特権的というより奴隷的な境遇にも見え、個人的にはたいへんお気の毒な思いがします。「日本国の象徴」とそのご家族が、「奴隷的拘束」からいつか解放されることをお祈りしています。

 古代イスラエルでは紀元前1000年頃、ダビデが国王になりました。国の最高指導者として、あらゆる特権を手にしました。主権者として、国の方針を決める特権。軍の最高指揮官として、命令を下す特権。霊的なトップリーダーとして、礼拝のあり方を定める特権。神殿建設のような国家的プロジェクトを立案し、計画推進を命じる特権。国家予算をふんだんに使い、立派な王宮を建てる特権。ダビデの子孫が代々イスラエル国王になる特権も、神から与えられました。(古代イスラエルの王家と「万世一系」と言われる天皇家は、少し似た部分があります。)しかし残念ながらダビデの子孫たちは、それらの特権を捨て去る生き方を選びました。創造主から頂いた特権的立場を失い、偶像の奴隷的拘束に苦しむようになったのです。

 イエス・キリストは、ダビデの子孫としてこの世に来られました。イスラエル王家の特権を、全く新たな形で回復するためです。イエス様は今、天の御国の王としてあらゆる特権を手にしておられます。天の御国の元首、主権者として御国の方針を定める特権。天の軍勢の最高指揮官として、霊的戦いを指導する特権。全世界のエクレシア=クリスチャンの集まりのトップとして、人々の生き方を導く特権。全宇宙のオーナーとして、あらゆる資源を自由に活用する特権・・・。

 イエス・キリストを信じる人は、誰でも天の王の家族となり、王族の特権を授かります。例えば、王なるイエス様といつまでも一緒にいて、自由にお話できる特権。イエス様に導かれ、天の御国の愛を周りの人と分かち合う特権・・・等々。私たちは偶像による「奴隷的拘束」から解放され、特権的地位に置かれています。天の王族の素晴らしい特権を共有しているのです。

「しかし、あなたがたは選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神のものとされた民です。・・・」(Ⅰペテロ2:9)



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