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2021年2月 7日 (日)

救いの道を告知する

 「全ての道はローマに通ず」という言葉があります。ローマ帝国は、道路網の建設を重要視しました。帝国内で何かあった時、すぐに軍隊を派遣するためです。戦車(戦闘用の馬車)や兵士たち、補給部隊等が、どこでもすぐ駆けつけられるように道路整備が進められたのです。敷石できれいに舗装された、幅4メートルの「高速道路網」が張り巡らされました。

 ある人によると、首都ローマから29の主要街道が放射線状に広がり、支配地域には372の幹線道路が作られたそうです。石で舗装された幹線は合計8万キロ、簡易舗装の支線を含むと40万キロに及ぶとのこと。地球を10周できそうな、とてつもなく長い距離です。「敵に攻撃されたら、ローマ軍がこの道を通って駆けつけてくれる」と、国境近くの人々は心強く思ったかもしれません。

 日本でも7世紀後半から、全ての道が都に通じるように作られました。中央集権的な国づくりが進められたためです。軍隊の移動のため、幅の広い道路が作られたようです。京都周辺と地方を結ぶ7つの幹線道路が作られ、所沢にもそのうちの一つが通っていました。道幅は当初、12メートルもあったそうです。

 鎌倉時代になると、「鎌倉街道」と呼ばれる道が整備されました。将軍の下に各地から武士が馳せ参じるための道路です。この道も、所沢を通っていました。私たちの教会堂のすぐ近くにある小学校の前にも、「旧鎌倉街道」と記した柱が立っています。

 江戸時代以降は、江戸・東京と各地を結ぶ道が整備されました。1960年代以降は、高速道路網が日本全国に作られました。高速道路、一般国道、都道府県道を合わせると21万8千キロあるそうです。狭い国なのに、日本も多くの舗装道路を作りました。どこかで災害が起きた時、自衛隊や緊急車両等に出動要請できるのも、道路が整備されているおかげとも言えます。

 道の中には、永遠の都に通じるものもあります。天地創造の神は、人類とともに永遠に過ごす国を用意して下さいました。唯一の神が王として治める、永遠の祝福の御国です。神はその都に住まわれ、あらゆる国の人々が一筋の道を通ってそこに上ってきます。

 かつて人類の祖先は罪を犯し、エデンの園を失いました。楽園で神とともに永遠に生きるチャンスをのがしました。でも恵み深い神は、人類にもう一度チャンスを下さいました。イエス・キリストを通し、全世界の人々を永遠の都に招いて下さったのです。

 救い主イエスを信じる人は、誰でもその都に上ることができます。イエス様は、永遠の都から全世界に伸びる唯一の道です。その道は、あらゆる苦しみや悲しみから人々を救うため、今も世界中に延伸しつつあります。

 バプテスマのヨハネは、この救いの道が開通寸前であることを人々に告知しました。彼は荒野に住み、そこから情報発信しました。苦しみや悲しみに満ちた私たちの世界も、ある意味、荒野のようです。イエス様は、荒野で暮らしているような全世界の人を永遠の祝福の都に導いておられるのです。

 イエス・キリストを信じる人は、永遠の祝福への道を安心して進むことができます。この道があるおかげで、いつ何が起きても、私たちは心強く感じられます。バプテスマのヨハネのように、周りの人にこの救いの道を告知することもできるのです。

「・・・荒野で叫ぶ者の声がする。『主の道を用意せよ。主の通られる道をまっすぐにせよ。・・・こうして、すべての者が神の救いを見る。』」(ルカ3:4、6)



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