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2021年5月 2日 (日)

狭き門から御国に入る

 今は、コロナ禍で海外旅行どころではありません。でも以前は、私もあちこちの国に行く機会がありました。米国やブラジル、中東の3カ国、東アジアの3カ国、東南アジアの7カ国、南アジアの2カ国――合計17カ国を訪問したことがあります。さまざまな国の人と会い、異文化にふれた貴重な体験を感謝しています。

 時には、福音宣教の機会も与えられました。ある国の集会が、特に印象に残っています。何百人もの人々にメッセージを語った時、ステージ脇では警備員がライフルを持ち、周囲に目を光らせていました。集会場への道は危険なため、地元警察が車で先導してくれたこともありました。

 ほとんどの国はもっと安全でしたが、海外滞在中の私には日本と違う緊張感がありました。帰りの便が日本に無事着陸すると、いつも内心ほっとしたものです。

 帰国の時は、飛行機を降りた後、3つのチェックポイントがあります。先ず、検疫です。健康状態に関する質問票を提出し、機械で自動的に検温されました。今はコロナ禍でチェックがかなり厳しいようですが、以前はよほど具合悪くなければほぼフリーパスでした。

 次のチェックポイントは、入国審査です。外国人用の窓口は行列ができていましたが、日本人用の窓口はたいてい空いていました。パスポートを提出し、スタンプを押してもらえば、すぐ通過できます。

 預けた荷物を受け取った後は最後のチェックポイント、税関のカウンターがあります。申告書を提出し、いくつか質問に答えれば、たいてい問題なく通過できます。「アヤシイ奴だ」と思われなければ、荷物を開けてチェックされることもありません。

 そこを抜けた先は、到着ロビーです。妻にメールを送り、ようやく私は海外旅行の緊張感から解放された気がしました。

 神の国に入国する際にも、チェックポイントがあります。完成した神の国には病気がないので、検疫はありません。自分の体以外、手荷物もないので、税関もありません。唯一あるのは、厳格な入国審査です。どの国の出身者でも、窓口に違いはありません。

 入国の条件は、神の国に国籍があり、それを示す「パスポート」を所持していることです。そのパスポートがあれば、即座に入国が認められますが、ないと入国はできません。

 入国審査を通過し、神の国に入った人は、この世のあらゆる苦しみ、悲しみ、病気や死から解放されます。余計な緊張感もありません。神の国は、永遠の愛と安らぎ、喜び、楽しみに満ち溢れています。私たちは限りない祝福で満たされ、永遠に笑顔が絶えません。

 神の国の国籍を取得し、その国から「パスポート」を受け取るには、たった一つの方法しかありません。イエス・キリストを神の国の王と認め、王に忠誠を誓うことです。

 イエス様は全世界を創造し、全ての人を愛しておられます。十字架と復活により、私たちが御国に入る道を開いて下さいました。世の終わりには、永遠の御国を完成されます。イエス様を王と認め、御国の国籍を得た人は、いわば「パスポート」として聖霊が心のうちに住まわれます。

 イエス様こそが、神の国に入る唯一の門であり、狭き門なのです。

「すると、ある人が言った。『主よ、救われる人は少ないのですか。』イエスは人々に言われた。『狭い門から入るように努めなさい。あなたがたに言いますが、多くの人が、入ろうとしても入れなくなるからです。』」(ルカ13:23-24)

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