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2021年7月18日 (日)

新たな家族を喜ぶ

 私の生まれ育った家は、いわゆる核家族でした。父、母、私、弟の4人が、一つ屋根の下で暮らしていました。父方の祖父母は遠く離れた所にいて、母方の祖父母は早く亡くなっていました。親戚や父の会社関係の人たちとは、たまにしか会う機会がありませんでした。

 その当時、両親はクリスチャンではなかったので、教会との家族ぐるみの関係もありませんでした。お寺や他の宗教関係のつながりも、地域社会のお付き合いもほぼなかったように思います。当時の私の人付き合いは、ほとんど家族と学校関係が中心だったのです。

 その後、私は実家を出て、東京で一人暮らしを始めました。その時も学校のつながりが中心で、それ以外に人間関係が広がることはまずありませんでした。

 函館の教会に導かれたのは20代半ばでしたが、そこでの人間関係は、私にとって新鮮でした。私のような独身の若い人が、たくさん集まっていました。家族連れもたくさんいて、お年寄りもいました。一つ屋根の下に、生まれたばかりの赤ん坊から高齢者までともに集う大家族のようでした。

 月に一度、何カ所かの家庭に分かれて集まる「地区会」もありました。そこに集まる人たちのケアは、牧師でなく、地区会の各リーダーが担当しました。ともに祈り、賛美をし、聖書を学び、食事もしました。それ以外に、年齢層ごとの集まりもありました。

 教会には、生まれも育ちも職業も性格も、まるで違う人たちがいました。でも不思議なことに、一つの家族として支え合う姿がありました。互いに気遣い、自発的に祈り合っていました。誰かに助けが必要な時は、別な人が手を差し伸べました。その家族的な人間関係を体験できたのは、私にとってたいへん有益でした。

 全てを造られた神は、人類のために家族も造られました。アダムには妻としてエバが与えられ、彼らにはカイン、アベル、セツ等の子供たちが生まれました。全人類は彼らの子孫であり、一つの大きな家族です。

 その大きな家の中から、神はアブラハムの家を代表として選ばれました。彼の家にはイサクが生まれ、イサクにはヤコブが生まれました。そしてヤコブ、別名「イスラエル」の家には、12人の息子たちが生まれました。

 飢饉でエジプトに避難した時、イスラエルの家は70人家族でした。でも数百年後、エジプトを去る時には、数百万人の大家族になっていました。

 イスラエルの家族は約束の地に定着し、後にその家にダビデが生まれました。そしてさらに時代が下り、ダビデの王家にイエス様が生まれたのです。

 イエス・キリストは12人の使徒を選び、新たな家族づくりを始められました。旧い契約に勝る新しい契約を通し、誰もがキリストの家族になれる時代が来たのです。

 もはや生まれ育ち、血筋や家柄は関係ありません。学歴や能力、職業や経済力も関係ありません。もちろん、外見や性格も関係ありません。イエス・キリストを信じる人は神の家族となり、永遠の住まいを受け継ぐのです。

 その限りなく大きな家には、全世界から家族が集まります。神の愛で完全に一つとされ、永遠の平和が家族の中にあります。イエス様が造られているこの新たな家族を、私たちはともに喜ぶことができるのです。

「そして、毎日心を一つにして宮に集まり、家々でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし、神を賛美し、民全体から好意を持たれていた。主は毎日、救われる人々を加えて一つにしてくださった。」(使徒2:46-47)

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