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2021年8月 8日 (日)

恥から自由にされる

 コロナ禍かつ酷暑の五輪は、今日が最終日です。多くの人の期待通り、メダルを獲得した選手たちがいました。期待を超えて活躍した選手たちもいました。一方、思うような結果を残せなかった選手たちもいました。

 バスケットボール男子の日本代表は今回、「史上最強チーム」だったそうです。5年前、Bリーグと呼ばれるプロバスケットボールリーグが日本に生まれ、海外のトップ選手も加わり、日本の競技レベルはアップしました。さらに八村塁選手や渡辺雄太選手らが米国に行き、NBAプレーヤーとして腕を磨きました。

 でも残念ながら日本代表は東京五輪で一つも勝てず、予選で敗退しました。主将の渡辺選手は、こうコメントしています。「世界と戦えている時間はあったので、間違いなく成長している。みんな全力を出し切ったと思う。・・・(同じく全敗した2年前の)W杯みたいに“日本の恥”だとは、僕は思っていない。」

 恥とは、名誉を損なう事実や行為を意味します。そうした事実や行為により、生まれる感情を意味する場合もあります。「日本の恥」とは、日本の国の名誉を損なう結果になったという意味なのでしょう。

 でも、もし選手たちがフェアプレーで立派に戦い、全力を出し切ったなら、日本の名誉は損なわれないはずです。たとえ大敗しても、それは相手の実力が上だったということで、不名誉だと感じる必要もありません。

 選手たちを応援する私たちも、この点をよく理解すべきです。期待された結果が出なくても、彼らを「日本の恥」扱いしてはなりません。立派に戦った選手たちは、結果にかかわらず、「日本の誇り」と言えます。彼らは、数多くの日本のアスリートを代表して五輪に出場し、スポーツを通して「平和でよりよい世界の実現に貢献」したはずだからです。

 人類史上初めて恥をかいたのは、アダムとエバの夫婦でした。彼らは最初、裸でエデンの園に暮らし、何の恥ずかしさも感じませんでした。ところが禁断の木の実を食べ、罪を犯すと、すぐに彼らは自分たちの体をいちじくの葉で覆いました。神に見られないように、木陰に身を隠しました。裸を恥と感じるようになったのです。史上初の罪という不名誉な行為は、「人類の恥」「世界の恥」となりました。

 でも創造主なる神は、人類をこの恥から救う計画を立てておられました。その計画の一環として、神はユダヤ人をエジプトから脱出させて下さいました。奴隷という不名誉な立場に置かれる恥から、神は彼らを解放されたのです。

 その後、ユダヤ人たちは、「第二の出エジプト」も体験しました。度重なる罪という不名誉な記録を残した末、彼らは祖国滅亡とバビロン捕囚という大恥をかかされました。でも神は彼らをその恥から解放し、ユダヤ人は再び約束の地に帰ることができたのです。

 イエス・キリストは、「人類の恥」「世界の恥」から私たちを解放して下さいました。身代わりの十字架により、イエス様は人類の罪を帳消しにされました。このお方を信じる人は、罪による恥から解放され、名誉ある人生が与えられます。この世のメダルも貴重ですが、それより遙かに重要なのは、永遠の栄光に輝くゴールに達することです。

 イエス様は、私たちの恥を名誉に変えて下さいます(恥も変われば役に立つ!笑)。私たちは神の国の選手団として、恥がかき乱す世界に永遠の平和の光を輝かせることができます。神が、私たちを「人類の誇り」「世界の誇り」として用いて下さるのです。

「使徒たちは、御名のために辱められるに値する者とされたことを喜びながら、最高法院から出て行った。そして毎日、宮や家々でイエスがキリストであると教え、宣べ伝えることをやめなかった。」(使徒5:41-42)

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