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2021年8月 1日 (日)

救い主の名を告げ知らせる

 五輪の報道では日々、新たなヒーローやヒロインたちの名前が紹介されています。先週月曜日は、西矢椛さんが、一躍脚光を浴びました。13歳の可愛らしいスケートボード選手が、金メダリストの日本最年少記録を塗り替えたからです。日本で初めて、21世紀生まれの金メダリストにもなったそうです。これまでの日本の最年少記録は、水泳の岩崎恭子さんで、メダルを獲得した29年前は14歳でした。

 スケートボード(通称スケボー)は今回初めて五輪種目になりましたが、基本的に「指導者」がいないそうです。師弟や上下関係がなく、自由に楽しむ空気に惹かれる若い人が多いとのこと。西矢選手も競技中、楽しくてずっと笑っていたという話です。スケボーの楽しさが、彼女を通して世界中に発信されたかもしれません。(「僕もやろうかな」と言ったら、すぐ妻に止められました。笑)

 西矢選手は兄の影響を受け、5歳の頃からスケボーを始めたそうです。センス抜群で、日本代表のコーチはこうコメントしています。「板に乗る感覚がずば抜けている。基礎がしっかりしている。」

 「椛(もみじ)」という漢字の名前を、私は今回初めて見たように思います。この漢字が名前に使われ始めたのは、2004年頃からだそうです。「木に花が咲くように力強く生きてほしい」という願いが、彼女の名前に込められているとのこと。将来の夢は、プロとして活動し、「世界で知らない人がいないくらい有名な選手になる」ことだそうです。とてつもなく大きな夢ですね。

 天地創造の神は、世界的に有名な人々を次々と世に送り出されました。アダムとエバは、禁断の木の実を食べ、エデンの園から追い出された夫婦として有名です。ノアは、箱舟で大洪水を生き延びた人として名前が知られています。

 無名だったノアの子孫たちは、自分たちの力で有名な建築家になろうと考えました。バベルの町に、世界最大の塔を建て始めたのです。でも残念ながら、それは神のみこころに反していました。神はその塔を破壊し、そこにいた人々を世界中に散らされました。神のみこころは、無名で控え目なアブラハムという人を選び、神の力で彼を有名にすることだったのです。

 アブラハムは、死ぬまで有名にはなりませんでしたが、彼の子孫たち――特にモーセ、ダビデ、ソロモン等は、世界史に名を残す有名人になりました。子孫たちが祖先の名を語り継ぐことにより、アブラハムは世界的に有名になったのです。

 イエス・キリストも、世界的な有名人となりました。弟子たちが、全世界でその名を語り続けたからです。弟子の中にも、世界的な有名人が生まれました。例えばペテロやパウロ等の使徒たち。バレンタインやニコラウス、フランシスコ・ザビエル等、カトリック教会の聖人たち。ルターやカルヴァン等の宗教改革者たち。シュバイツァー博士やマザー・テレサ等のノーベル平和賞受賞者たち――。

 でも彼らが有名になったのは、彼ら自身の力以上に、神の力が働いたからです。彼らにとっては、自分の名前より救い主の名が知られる方が重要だったはずです。

 有名な人もそうでない人も、救い主の名を告げ知らせる世界的な働きに加わることができます。私たちクリスチャンにも夢があります。それは、世界中でイエス様の名を知らない人がいなくなるという、果てしなく大きな夢なのです。

「この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人間に与えられていないからです。」(使徒4:12)

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