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2021年12月 5日 (日)

神のあわれみを感謝する

 ワールド・ビジョン・ジャパンでは、先月初めから「クリスマス募金箱」を先着3000名の人にプレゼントしているようです。クリスマスを待ち望む12月1~24日までの間、アドベントカレンダーのように毎日一つずつ窓を開け、お金を入れる募金箱です。窓を開けるたびに世界の子供たちに喜びを送る仕組みだそうです。

 世界中には、紛争や気候変動等により水や食料の不足に苦しむ子供がたくさんいます。コロナ禍の今は食糧不足が急拡大し、ある調査によると55カ国で1億5千500万人が飢餓状態とのこと。今回のクリスマス募金箱による募金は、南スーダンやバングラデシュ、ソマリア等の国々で食糧支援活動に用いられるそうです。

 このクリスマス・シーズン、必要な人に必要な物資が届いてほしいですね。食べ物のない子供たちのため、あわれみの支援の輪が広がるようにお祈りしています。

 ワールド・ビジョンは、クリスチャンの精神に基づいた緊急人道支援や開発援助、政府や社会への働きかけを行う国際的なNGO(非政府組織)です。1950年にボブ・ピアスという宣教師によって創設されました。

 彼は第2次大戦直後、中国大陸に渡り、悲惨な状況を目にしました。病院や学校、教会等が破壊尽くされていました。そこで神に祈り、自分にできることは何かと聞いたそうです。するとこんな思いが、彼に与えられました。「すべての人々に何もかもはできなくとも、誰かに何かはできる。」

 具体的な支援は、中国にいた一人の女の子との出会いから始まりました。ピアス宣教師の伝道により、クリスチャンになった子でした。その子が親に福音を伝えると、暴力を振るわれ、捨てられたそうです。その子への支援から始まったワールド・ビジョンの働きは、今や世界100カ国に広がりました。彼らはイエス・キリストにならい、全世界に神のあわれみを証ししていると言えます。

 「あわれみ」とは、「かわいそうに思う心」だと日本語の辞書に書かれています。天地創造の神は、愛に溢れたお方です。苦しむ人や悲しむ人がいたら、かわいそうだと思われます。その人たちに、ご自身のあわれみを具体的に表して下さいます。

 エデンの園から追放されたアダムとエバに対し、神はあわれみを示されました。彼らのために皮の衣を作り、着せて下さいました。

 アブラハムの家から追い出され、絶望していた女奴隷ハガルにも、神はあわれみを示されました。天使を遣わし、彼女に慰めと励ましのことばをかけられたのです。荒野にいた彼女とその息子に、井戸の水も与えられました。

 エジプトで苦しむユダヤ人たちにも、神はあわれみを示されました。指導者モーセを遣わし、彼らを苦役から解放されました。

 夫や息子たちを失ったナオミにも、神はあわれみを示されました。モアブ人の嫁ルツを遣わし、失われた財産を回復させ、孫にあたる子まで与えて下さったのです。

 イエス・キリストは、その神のあわれみを全世界に示しに来られました。どんな暗闇にも光を照らし、私たちを永遠の平和へと導くあわれみです。

 救い主イエスを信じる人は誰でも、「キリストの衣」を着て、神のあわれみを証しできます。聖霊の語りかけにより、慰めと励ましのことばを分かち合えます。心の奥底から溢れ出る生ける水により、傷ついた心は癒されます。

 あらゆる苦しみや悲しみから、イエス様は私たちを解放して下さいます。失われた喜びを、神は回復して下さいます。永遠の祝福と希望で、私たちの人生は満たされます。

 私たちは神の深いあわれみを知り、感謝できるのです。

「これは私たちの神の深いあわれみによる。そのあわれみにより、曙の光が、いと高き所から私たちに訪れ、暗闇と死の陰に住んでいた者たちを照らし、私たちの足を平和の道に導く。」(ルカ1:78-79)

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