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2022年1月23日 (日)

キリストの「推し活」に全てをささげる

 「推し活」という言葉が、昨年の新語・流行語大賞にノミネートされたそうです。アイドルや俳優、アニメのキャラクター等、自分が好きな対象を熱心に応援する活動のことです。

 「推し」とは元々、アイドルグループの中で一推しのメンバーを意味する「推しメン」を、さらに省略した言葉とのこと。具体的には、こんな活動をするそうです。

1)推しに会う――ライブや舞台、イベントに参加する。

2)推しに触れる――動画鑑賞やSNSの閲覧をしたり、写真集を買ったりする。

3)推しに染まる――推しのグッズを身につけたり、推しのイメージカラーの物を揃えたりする。

4)推しを広める――周囲の人に推しの魅力を語る、「布教活動」を行う。

5)推しを感じる――一人静かに推しのことを思い、推しの存在を感謝する。

 推しの誕生日や記念日をお祝いしたり、ゆかりの地を訪問する「聖地巡礼」を行う人もいるそうです。

 「推し」がいると、まるで恋をしているかのように、毎日がキラキラ輝くと言う人もいます。推しの幸せを願い、推しの頑張りに励まされ、どんなに辛い時も前向きな気持ちになれるそうです。

 さらに、こんなことを言う人もいます。「舞台やライブのチケット代と休暇のため、仕事や勉強を頑張れるようになった。」「推しに見合う自分であろうと思い、勉強や仕事、美容の意識が高まった。」「推しのイメージダウンにならないよう、ファンとして言動に気をつけるようになった。」「推し活をしていたら、趣味の合う良い友だちができた。」

 まだ推しがいない人には、こんな見つけ方を提案する人もいます。1)推しがいる人の話を聞いてみる。2)ひとまず気になる作品に触れてみる。3)もっと深く調べてみる。4)推しになりそうな対象のため、先ずお金を使ってみる。(???)

 2年前のある調査によると、推し活関連の消費は6千億円以上にも及ぶそうです。でも、ある人はこう言ったとのこと――「これは『浪費』ではなく、『愛』なのです。」

 天地創造の神は、人類の長い歴史を通し、熱心なファンを増やして来られました。応援ではなく奉仕や礼賛という形で、唯一の神の「推し活」をする人が世界中に増え広がりました。

 この推し活の始まりは、メソポタミア出身のアブラハムからです。彼の出身地ウルの町では、「ナンナ」という名の神が祀られたそうです。月と暦を司る神とされていました。でもアブラハムは天地創造の神が推しとなり、その推しを感じ、広める活動を始めました。

 彼の子孫は、代々その推し活を受け継ぎました。先祖の言い伝えを通して推しに触れ、推しに染まりました。荒野にいたモーセはある日突然、推しに会いました。その後、彼はエジプトに行き、推しを広めました。

 そしてダビデ王はソロモンを通し、エルサレムに神殿を建てさせ、そこを彼らの推し活の本拠地にしたのです。

 イエス・キリストの弟子たちは推しに会い、人生が一変しました。彼らはエルサレムから世界中に遣わされ、推しを感じ、推しを広める活動を続けました。

 私たちは今、聖書のことばを通し、推しと出会い、推しに触れることができます。祈りや賛美を通し、推しを感じることができます。日々の生活を通し、推しに染まり、推しを広めることもできます。推しの励ましによる喜びがあり、どんな時も前向きに生きることができます。

 私たちがキリストの推し活に持てる物の全て、命さえささげたとしても・・・、それは「浪費ではなく愛」なのです。

「すると、パウロは答えた。『あなたがたは、泣いたり私の心をくじいたりして、いったい何をしているのですか。私は主イエスの名のためなら、エルサレムで縛られるだけでなく、死ぬことも覚悟しています。』」(使徒21:13)

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