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2022年2月 6日 (日)

勇気をもって行動する

 逆ギレして人に危害を及ぼすような嫌なニュースが、最近続いています。2週間前にも、そんな報道がありました。電車内の喫煙を注意した高校生が暴行を受け、大けがをした事件です。

 その男子学生はぜんそくで、受動喫煙に気をつけていたようです。ところが禁煙の車両に彼が乗ると、ルールもマナーも無視した若い男性がいました。優先席を一人で占領し、加熱式タバコを吸っていたのです。

 高校生は、勇気をもってその男性にこう声を掛けました。「タバコを吸うのをやめてもらえませんか?」言われた男性は逆上し、高校生に殴る蹴るの暴行を加えました。列車がホームに着くと、男性は学生をホームに引きずり下ろし、さらに暴行を続けたそうです。高校生は重傷を負い、男性は警察に逮捕されました。

 この高校生の勇気ある行動について、ネット等ではこんな反応があったようです――「彼は間違っていない。」「男子高生は素晴らしい。偉い。」「勇気ある行動に拍手を送りたい。」

 一方、違う反応もありました――「話の分からない人には、なるべく関わらない方が賢い。」「勇敢な人が称賛されるのは健全だが、蛮勇が良しとされる社会は危険だ。」

 あなたなら同じ状況でどうするかと聞くと、こんな声があったそうです――「怖いけど注意はする。」「そんな勇気はない。そういう時は遠くへ逃げる。」「窓を開けるくらいしかできない。」「昔、逆ギレされて逃げた経験があるので、たぶん注意しない。」「警察を呼ぶ方が良い。」

 JR東日本は、列車内のSOSボタンの活用も呼び掛けています。加害者が刃物や液体等、危険物を持つ可能性を指摘する人もいます。勇気ある行動には、慎重さも求められますね。暴行された高校生の心と体の癒しをお祈りしています。

 天地創造の神は、これまであらゆる人の人生に関わり、勇気ある行動を導いて来られました。父の家を後にしたヤコブを、神はこう励まされました――「わたしはあなたとともにいて、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、あなたをこの地に連れ帰る。」(創世28:15)

 荒野に潜んでいたモーセには、エジプトの王宮でファラオと対決するように命じられました。神はその時、モーセにこう約束されました――「わたしが、あなたとともにいる。・・・このわたしがあなたを遣わすのだ。」(出エジ3:12)

 モーセの後を継いだヨシュアには、全てのユダヤ人を率いて約束の地を占領するように命じられました。ヨシュアに対して神は、こう約束されました――「わたしはモーセとともにいたように、あなたとともにいる。わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」(ヨシ1:5)

 そして強敵ミディアンとの決戦に遣わされたギデオンも、神にこう励まされたのです――「わたしはあなたとともにいる。」(士師6:16)

 イエス・キリストは、インマヌエルという別の名を持っておられます。「神が私たちとともにおられる」という意味です。天地創造の神が人となり、私たちの世界に住んで下さいました。イエス様は、御自身を信じる人とどんな時もともにおられます。

 迫害され、死に直面した使徒パウロも、イエス様に励まされ、勇気をもって行動できました。同じように私たちにも、天からの励ましがあります。イエス様は私たちに不思議な力を注ぎ、神の知恵と勇気で満たして下さいます。

 どんなに危険な状況でも、私たちは天の導きに従い、勇気ある行動をとることができます。全知全能の神が私たちとともにいて、味方して下さるからです。

「その夜、主がパウロのそばに立って、『勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことを証ししたように、ローマでも証しをしなければならない』と言われた。」(使徒23:11)

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