スリランカのECFC大会
5月にアメリカのフォースクエア大会に行った時、スリランカ教団代表でECFC議長のレスリー・キーグル牧師に会いました。レスリー牧師とは、もう20年以上のつながりになります。1990年に日本のフォースクエアが40周年大会を開いた時、ゲストの一人として来日しました。私が米国に留学した時は、神学校のクラスでばったりお会いしました。使徒的な賜物を与えられていて、しかもたいへん謙遜な素晴らしい牧師です。
今年の米国大会はアリゾナ州フェニックスでしたが、ある夜の聖会が終わった後、会場からホテルに向かう路上でレスリー牧師と一緒になりました。すると、何か私に頼みたいことがあるとのこと。何だろうと思ったら、10月に開催されるECFC大会でメッセージをしてほしいと言うのです。私は最初、何かの間違いか冗談かと思いました。しかしレスリー牧師が言い間違った様子はないし、そんなことで冗談を言う人でもありません。この話は受けなくてはならないと感じ、私は意を決して「分かりました。私のためにお祈り下さい」と答えました。
もちろんこれは、たいへん光栄な話です。ECFC大会というのは、アジア・南太平洋にあるフォースクエア教会の集まりです。ECFCとは、Eastern Council of Foursquare Churchesの略で、1979年に米国教団宣教本部と日本、韓国、香港、フィリピンのフォースクエア教会が中心になって始まったそうです。かつてはリーダーの集まり、女性の集まり、ユースの集まりが分かれていたのですが、それが1998年から一緒になり、2年ごとに開催されています。今年は10月2日から5日までスリランカのニゴンボ市で開催され、17ヶ国から370人ほどの参加者がありました。
問題は英語でした。私はもう40年以上英語を勉強していますが、いまだに大勢の人の前で英語で話すことに苦手意識を持っています。会話をしたり、通訳をするのは(時々かなり誤訳をしてへこみますが)、まだ大丈夫です。ビジネスミーティングも(好きではありませんが 笑)多少慣れてきました。しかし、英語のメッセージはかなりハードルが高いです。たくさん喋らなければならないからですね(笑)。これまでいくつか苦い経験があり、また日本語のメッセージと比べればほとんど場数を踏んでいないせいもあるかもしれません。他の方々はいろいろと励まして下さいますが、自分としては納得できるレベルにまったく達していない感じがあります。
10月3日の朝、ECFC大会会場に集まった各国リーダーたちを前に壇上に立つと、予想通り(苦笑)かなり緊張しました。今回も思ったようにはお話しできなかったですが、終わった後、何人もの方々から「良かった」と言っていただきました。中には「たいへん励まされた」と言う人もいました。それを聞いた私の方が、もっと励まされたように思います(笑)。互いに励まし合うことのできる「ファミリー」が世界中に存在していることを感謝します。
「ですから、あなたがたは、今しているとおり、互いに励まし合い、互いに徳を高め合いなさい。」(新約聖書・第一テサロニケ5:11、新改訳)
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