趣味

2006年9月28日 (木)

自転車

最初に自転車に乗ったのは、いつだったか覚えていませんが、小さな時から自転車が好きでした。10年ほど前、こちらに越してきた頃に、結構いい自転車を購入したのですが、住んでいる場所が坂道ばかりなことと、春と秋は花粉症になることから、残念ながら今は、時々しか乗っていません。お隣のご主人は、MTBに凝っているようで、時々、いかにもそれふうの格好をして、自転車で出かけられますが、私は面白そうだと思いつつも、もう体力的に一緒についていくのは無理かと感じています。

子どもの頃から、あちこち自転車で走り回るのが好きだったので、ケガは絶えませんでした。いつも手足のどこかに、「赤チン」のあとがありました。スキーと同じく、たくさん転ぶことで、安全な転び方をマスターできたかもしれません。中学の頃は、街中まで自転車で遊びに行きました。高校は、家から歩いても10分くらいの場所だったのですが、冬と雨の日以外は、自転車で通いました。今から考えると、ずいぶん危険な乗り方もしていましたね。

荷物はいつも、後ろの荷台にくくりつけておいたのですが、ある日、なぜかバレーボール・シューズを入れた靴袋だけ、手にぶらさげて自転車に乗りました。ドロップハンドルを握った手から、靴袋がブラブラ揺れていました。石山通(国道230号線)を越えて、小さな道に入ったとたん、靴袋が前輪にはさまり、自転車が突然ストップし、私は、前のめりになりながら、前方にすっ飛んでいきました。

次の瞬間、ふと気づくと、無意識のうちに柔道の受け身をして、道路の真ん中に立っていたのです。これには私自身、驚きました。誰も見ていなかったので、一人で笑ってしまいました。車が来なかったので助かりましたが、同時に、体育の授業をまじめに受けておいて良かったと思いました。体育担当の先生は、バレー部の顧問だったので、サボりようがなかったのですが…。

「原動機付き自転車」に乗ったのは、トラックの仕事を始めるようになってからですが、タクシーのドアが開いた時に、とっさに避ける動きをとれたのは、ひょっとしたら、過去に自転車で数え切れないほど転んでいたことが役立ったかもしれません。もちろん、神様は、その瞬間も私のことを守っておられたと信じています。

「主は倒れる者をみなささえ、かがんでいる者をみな起こされます。」(詩篇145:14、新改訳第3版)

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